防災世界子ども会議

コミュニケーションが命を救う!
〜私たち一人ひとりにできること〜

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    コミュニケーションが命を救う!〜私たちにできること〜        

国際協働学習による防災教育
阪神・淡路大震災10年の2005年1月、神戸での第2回国連防災世界会議の開催を機に、『大震災の教訓を未来へ・命の大切さを考えよう!』と、防災世界子ども会議2005 in ひょうご」国際会議を目指して、世界15か国・地域、1,000人の国内外の子どもたちの交流学習からスタートしました。会議では、「防災について学び、感じ、共有しよう!」とする宣言文をまとめ、グローバルな防災教育ネットワークの基礎をつくりました。  
ひょうごで生まれ育った子どもたちが、インターネットの力を活用し、テレビ会議などのICT(情報通信技術)を生かした新しい時代の学び「国際協働学習」を通して、自分たちの震災経験やそこから得た教訓を世界の子どもたちに伝えよう、未来に活かそうというものでした。アイアーンiEARN International Education and Resource Network)プロジェクトとして、ひょうごから産官学民の連携・協働による事業として、2005年に子どもたちの国際協働がスタートしました。  

21世紀、世界の教室はつながり、子どもたちはさまざまな国・地域の防災の「知恵」や災害から学んだ「教訓を共有し、災害から命を守り、災害リスクを軽減する学びに取り組みます。

この頃より、世界各地で自然災害が多発し、多くの命が奪われ、子どもたちは「会議」の重要性を確認します。そして、自然災害の防災・減災・復興」は全世界的課題であると捉え、その課題解決に向けた主体的・探求的な学びを目指し、協働学習を展開しています。その集大成として、ネットワークに参加した世界各地の子どもたちが、1年に一度世界大会やテレビ会議で顔を合わせます。

2006台湾、2007愛知県、2008トリニダード・トバゴ、2009台湾、2010トルコ、2011台湾で開催、2012-2014テレビ会議をもちました。2010年頃より、大雨や洪水などの異常気象が原因で発生したと考えられる自然災害が増えており、人々の命だけでなく、持続可能な開発の大きな障害となっています。
2015年1月、愛知県豊田市で、防災世界子ども会議2015 in とよた」国際会議を開催。豊田市の協力のもと、世界10カ国・地域から集まった参加者とともに、防災・減災について考える機会をもちました。2005年に始まった活動は、現在の子どもたちに受け継がれ、子どもたちが、自分自身の未来のために、ともに手をとり、この活動を継続していこうと「 防災はボーダレス(BORDERLESS)」 これが「ミライのフツー」です。とする宣言文を採択・発信しました。
2015年3月15日、仙台で開催の第3回国連防災世界会議の関連イベントであるパブリックフォーラムの防災教育フォーラム(パネリストとしてユネスコ本部からESD最高責任者も参加)の中で、「世界に広がる防災の輪」という形で、「防災世界子ども会議2015 in とよた」様子が放映され、ネットワークを活用した防災教育の促進事例として紹介されました。
NDYS2005-2015 活動の総括・課題
「防災世界子ども会議」は、防災教育をトピックスにして、ICTとネットワークを生かした国際協働学習の教育にもたらす可能性を追求した開発プログラムです。
この10年間にわたる取り組み・成果・課題を取りまとめました。
◎参加した生徒の学びの体験メッセージより
外の世界に興味があるが、その関わり方がわからなかった。しかしプロジェクトとの出会いで大きく変わった。何が変わったのか。何ができるようになったのか。どうして自信がついたのか。それは、いいタイミングで、新しい世界に飛び込む勇気が必要だった!
多様性の中での交流を体験し、自分自身と向き合い、自分のモチベーションを見つける機会を得ることができた。このことが、私の将来の人生設計に大きなインパクトを与えている。
他国の文化や言語に興味をもつようになった。さらに、学習や表現の違いを知ることとなり、気持ちよく意見交換できる場を設定できる柔軟性と思いやりをもつことが大切であると感じた。
地球規模の課題を理解し、防災だけでなく、環境・エネルギーなどの課題を、より身近に感じとれるようになり、同じ時代を共に生きているのだと実感した。
英語でのコミュニケーション力は不足していても、自分の気持ちを伝えようと努力をするようになった。この場面で、英語でどのように表現すればいいのかと考えることで毎日が楽しくなった。
教員・コーディネータ・ボランティアスタッフの声
NDYSの活動に参加した生徒たちは、その後、大学での専攻を国際公共政策や、国際理解教育、国際政治経済を選んだり、大学で積極的にボランティア活動に取り組んだり、アジアやアフリカに目を向けた活動を行ったり、海外へ留学したりしました。  
高校時代にJEARNNDYSの活動で出会った専門家やスタッフの方々に大きな刺激を受けたり、あこがれを感じたことで、自分がどう社会に貢献できるのかを真剣に考えるようになった生徒もいます。また、活動の中で自分のできることが増えてきて少ずつ自信をつけてきたという生徒もいます。  
世界にはさまざまな災害が発生し、多くの大切な命が失われている現実を見つめ、地域に限定するのではなく、グローバルな視点で防災を考えるようになった。つまり、 「防災世界子ども会議」は、地球市民(国際社会の一員)であるという意識を育成する教育プログラムである。
れまでの活動を通して、若い世代の防災教育のリーダーが育っている。また、『コミュニケーションが命を救う!』という「防災世界子ども会議」の精神が浸透しつつある。
教員にとっても意欲の高い経験豊かな海外の先生方と目標をひとつにして、課題研究を深めることができるプログラムは大きな刺激になっています。
プロジェクト研究開発チームの声
世界の子どもたちが、自分の疑問についての情報を収集したり、議論をし,その成果を発表するなどの主体的・協働的な学びを実現するための活動を展開する上で、ICTは、学びのツールや学習環境として、重要な要素となっていることが明らかになった。
インターネットをはじめとするICT(テレビ会議、言語グリッド、CoSMOSなど)が、コミュニケーションの大きな役割を果たし、ひとりひとりの問題意識とリー ダーシップを引き出し、学びの充実やコミュニケーション能力の育成につながっていることが明らかになった。
「防災世界子ども会議」をグローバル世界の防災教育の促進を目的としたプログラムとして、さらに21世紀に求められる資質・能力を育む教育プログラムの事例とし推進するためには、効果的な指導法などについて重点的な研究開発に取り組む必要がある。
●NDYS2016- 今後の展望
10年を目標にスタートした当プロジェクトもついに10年を経過しました。
「防災世界子ども会議 2005-2015」は、第2回国連防災世界会議で採択された兵庫行動枠組 HFA2005-2015」を防災教育の基盤とし展開してきました。
2016年1月より、2030年を見据え、これまでの流れを深め、広げていくために、持続可能な開発の観点からの「防災教育」がさらに必要と考え、国際協働による「持続可能な開発目標 SDGsの達成に向けた取り組み」をスタートさせました。
また、文部科学省による「学びのイノベーション事業」実証報告書(2015年4月11日付)によると、我が国の未来を担う子どもたちに、21世紀を生き抜く力をしっかりと身につけさせるためには、子どもたちの将来をみすえ、教育の情報化を通じた新たな学びを推進する必要があると報告されています。この実証実験による成果や明らかになった課題を参考にして、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた「国際協働学習」の開発と普及を促進していきます。
グローバル化の進展に伴い、さまざまな問題を抱え、地球規模での連携協働が必要とされるこの地球において、命の尊さや助け合いのすばらしさなど、共生社会における人間としての在り方・生き方を共に考え、行動に移すことにより、持続可能な社会を目指すグローバル世界の防災教育ネットワークになれるように、交流・情報共有・問題解決を通して、その成果を積極的に発信していきたいものです。

   

                                                  

 
  【ひょうごe-スクールとNDYS】
 
      

2003年、ひょうごで開催のiEARN アイアーン国際会議&ユースサミット(NPO法人JEARN主催)は、教育情報ネットワークを活用した新たな学習の場「ひょうごe-スクール」の発展的な契機となる取り組みとして開催されました。会議場のPCは多言語でサポートされ、SARSによる影響で大会に参加できない台湾の生徒は、インターネットテレビ会議で参加することができました。また5日間の会議の模様は、兵庫県教育情報ネットワークをつかって世界各地へライブ配信されました。

iEARN国際会議でのこの出会いが、国際教育に取り組む教師の輪を広げる第一歩となり、日本発のグローバルプロジェクト誕生のきっかけとなりました。

2004年、産官学民のコラボレーションにより、ネットワーク上に創造されるバーチャルスクール「ひょうごe-スクール」が設立されました。ひょうごの未来を支える子どもたちのため、兵庫県とマイクロソフト株式会社との連携事業として、県内の小中高等学校の教職員を対象に情報化研修会などが実施されました。この研修の受講者が、「学びのイノベーション事業」としてスタートさせたのが、アイアーンプロジェクト「防災世界子ども会議 NDYS」です。

2007年-2010年には、ひょうごe-スクールコンソーシアムの中に、「ひょうご国際教育研究部会」が設置され、インターネットテレビ会議をはじめとするICTを活用した国際交流・国際協働学習を実施する上でのハード面、ソフト面のサポートを得て、当プロジェクトの開発研究を行ってきました。 

 

 
 

 

 

 

 

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