阪神・淡路大震災10周年事業『防災世界子ども会議2005』

アルメニアの絵画展

2005/1/6


 

1988年にアルメニアではSpitak地震が起こり、大変な被害を受けました。12月7日を地震被害者への記念日としています。

これがわたしたちが各国間をつなぐNDYSへ参加している理由のひとつです。わたしたちは次世代の若者たちに、常にこのような災害に注意を配っていて欲しいのです。

ハーモニー・アルメニア・プロジェクトは、1月18日、JEARNによって開かれるイベントに彼らの絵を出展することにしました。

そして、出展する絵を選ぶため、私たちは、『絵を通して地震について語ろう』という絵画展を開催しました。
アルメニア全土に及ぶ絵画展です。



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その計画はハーモニープロジェクトによって運営され、11月に始まりました。
アルメニア学校連合プログラムの協力もありました。
アメリカの文部科学省は、自由支援条約を通して寄付をしてくれました。

この計画に関して重要な点が二点挙げられます。

ひとつは、この絵画展にアルメニアの11の地区のすべてが参加したことです。
700校以上の学校から寄せられた1988年12月7日の地震を描いた1500点もの絵が、11か所の地方展示会にて発表されました。

この絵画展の開催中、地方審査委員会はそれぞれの都市から10~15点の絵を代表作品として選び、国立展示場での全国絵画展への出展作品としました。

このように各都市で選ばれた150点が12月7日の全国大会へ集まりました。

Yerevan(地名)の国立展示場で開かれた全国大会では、日本への出展作品として15点が選ばれました。参加者の興奮は大変なものでした。
なぜなら多くの者にとってそれは始めての絵画展でしたから。彼らの絵はたくさんの人に見られただけでなく、プロの才能ある画家たちに認められ、評価されました。

そして、二つめには、多くの生徒がこのイベントのもっとも重要なことは、彼らがこのプロジェクトに参加することそのものであることを感じたという点です。

このように、このプロジェクトによって、生徒たちは人の生命の営みや協力し合うことを学びました。
このプロジェクトは生徒たちに自然災害に対して立ち向かう力を与えました。

私たちはウェブ上にわたしたちのページを作ることにしました。

そこにはこの絵画展のことすべても掲載します。
まだ情報は完成されてはいませんが、このリンクに飛ぶことによって、あなたも二次元世界での絵画展に参加することができます。

あなたがたにとって一年がすばらしい年になりますように!

ニュニック・ナーペチュン                                翻訳  竹内 マミ

                                 

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