阪神・淡路大震災の経験を語り継ぐ                         もどる
イラン大地震支援ネットワーク

バムの子どもたち
"Children of Bam"

「私たちに何かできることはありませんか?」

 2004/01/01

 2003年12月26日にイラン南東部ケルマン州のバム市を中心に起きた地震の被害は拡大する一方で、過去25年間の世界の地震被害では最大規模となると報道されています。被災されたみなさまへ兵庫より心よりお悔やみ申し上げます。

 地震発生時、イラン(テヘラン)滞在中の長田さんによると、テヘランは無事だったものの、毎日の救急車のサイレン、街角の救援物資の山、地震関係の張り紙など緊迫したムードが漂っていたそうです。

 右の写真は、平和のネットワークねがいのメンバー、イランのマリアムさんの学校へ、長田さんが学校のこどもたちと会う機会も作っていただき、その子たちに歓待を受けときの写真です。


 長田さんは、「彼らの可愛さ、すばらしさ、賢さを目のあたりにして改めて犠牲になったバムのこどもたちの無念さを思います。また、「この子どもたちのことを忘れない、その子どもたちの分まで世界の子どもたちのことを大事にするためにこれからも何かできれば」と話していらっしゃいます。


イランのマリアムさんの学校 Zoha
(ゾーハ)Schoolの子どもたちです。
大きいサイズでご覧ください。

 iEARN-Iranのホームページに、「バムの子どもたち」Children of Bam Forum ができました。

            http://iearn.saf.ir/forum/

iEARN-Iranを通して、Bamの先生や子どもたちへ、私たちの気持ちを届けることができます。子どもたちへ、思いやりや元気づける絵を添えることもできます。

 震災救援活動は大変な状況ですが、その後、子どもたちの心のケアが必ず必要になります。それは阪神大震災でわれわれが経験したからです。そのときの教訓をバムの先生や子どもたちに伝えなければならないと思っています。どうか、力になることのできる温かな便り、絵を「バムの子どもたち」フォーラムへお寄せください。

イラン震災と現地のニーズの情報は、メディアからは非常に少ない状況です。
NPO法人JEARNが特にできる強み、ICT技術とネットワークを生かしたいですね。

 

「バムの子どもたち」について

iEARNイランは、バム地震大災害による犠牲者、また愛する家族や友人を失った方々に心からのお悔やみを申し上げます。 また、この惨事の被災者を心配し心を寄せてくださったiEARNファミリーの皆様へお礼を申し上げます。


この被災者を支える思いや願いを送ってくださった皆様へ、フォーラム(掲示板)を作りました。 その名前を「バムの子どもたち」としました。
皆様のメッセージや絵をここへ送ってください。 私たちが目指すゴールは、いったん当面の救助努力がなされ状況が安定したら、バムの子どもたちへこれらの絵をプレゼントすることです。
私たちは世界中の人々の平和と健康と、そして幸福を願い、また戦争の余波や災害に会っている子どもたちの苦しみが終わることを望んでいます。

                                      2004/01/01 iEARN IRAN

 

 

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