防災世界子ども会議は、NDYS2016より、これまでの流れを深め、広げていくためには、持続可能な開発の観点からの防災教育がさらに必要と考え、国連SDGs実現に向けた取り組みをスタートさせました。具体的には、気候変動と私たちの住むまちの「防災・減災・復興」をテーマとした国際協働学習による持続可能な防災教育の取り組みです。
そのまとめとして、2016年8月3日(水)-8
日(月)新潟市で、「防災世界子ども会議2016
in
新潟」を開催いたしました。
世界10カ国・地域から参加のNDYSスクールの子どもたちは、各学校がそれぞれに課題を設定し、その課題解決策を提案するもので、熱のこもったプレゼンテーションやポスターセッションでの成果発表となりました。交流・情報共有・問題解決を通して、グローバルな視点から防災を確認し、持続可能な社会を拓く防災リーダーとしての素養を身につけ、「新潟宣言」を採択しました。
2年目となるNDYS2017は、2017年7月21日(金)、モロッコ・マラケシュで開催の2017アイアーンユースサミットのプログラムとして、「防災世界子ども会議2017
in モロッコ」を開催します。
世界各地で、温暖化に伴う気候変動によると考えられる洪水・集中豪雨・ゲリラ雷雨などの災害リスクに晒される機会が急速に拡大しており、気候変動対策は世界のかってない重要な課題となっています。
この課題をどうすれば解決することができるのか。
世界から参加の生徒さんが、神秘的で美しい都市マラケシュで交流を深め、気候変動と私たちの住むまちの「防災・減災・復興」をテーマに、NDYSスクールのプレゼン発表、ワークショップなど、「対話・協働」を通して、解決策を考えます。
持続可能な開発目標SDGsって? どうすれば、この目標を達成でき、未来の生活をよりよくできるのかを、「防災世界子ども会議2017
in モロッコ」で考えます。
この会議を通して、広く世界を感じとり、自分の課題やミッションを発見し、目的意識をもって、SDGsでよりよい世界を創っていきましょう!
本会議は、持続可能な社会づくり(防災文化の醸成)を目指して、地域社会を担う人材育成と、激動のグローバル時代、
地球規模の課題解決ができる人材育成を目標として開催いたします。
皆さまのご支援とご協力をよろしくお願いいたします。
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