日本では阪神・淡路大震災(1995年1月17日)を契機として,被災者のこころのケアの大切さが指摘され始めた。こころの傷が癒されるまでには,何10年という長い時間が必要な場合もあるそうです。また、心身の変化の原因が,災害によって受けたこころの傷にあることに気付かずにいるために、適切な対処が遅れてしまうこともある。
しかし、まだ「こころケア」についての進め方は、日本、世界においても、まだ研究過程だそうで、おそらくインドネシアにおいても同様であろうと推測できる。
そこでJEARNでは、「阪神・淡路大震災の教訓を役立てたい」と、こころのケアで、子どもたちに素敵な笑顔がもどってくるように、英語で解説した「こころのケア」冊子づくりを発案し、神戸海星女子学院大学(神戸市)に、基になる資料の英訳などを依頼し進めている。
冊子は「災害被害者のこころのケアのために」”Mental Health Care for Disaster Victims "bookletは、阪神・淡路大震災を機に設立された「こころのケアセンター」が1996年5月に作成した「災害とこころ」などの資料を基にしている。
アイアーン仲間のアイアーンーインドネシアを通じて、アチェの教育委員会や医療機関、被災者支援に携わるボランティアなどに届ける予定である。
被災された方々の心の傷を癒すことに、少しでもお役に立てれば幸いです。
参照 メディア掲載記事:
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日経ネット関西版(5月22日)
インド洋大津波被災地、子供の笑顔取り戻そう
神戸のNPOと海星女子大、心のケア冊子英訳
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