新時代の教育モデル「国際協働学習」について
教育の情報化の推進「学びのイノベーション事業」としてスタート!
2003年、ひょうごで開催のiEARN アイアーン国際会議&ユースサミット(NPO法人 ジェイアーン主催)は、教育情報ネットワークを活用した新たな学習の場「ひょうごe-スクール」の発展的な契機となる取り組みとして開催されました。会議場のPCは多言語でサポートされ、SARSによる影響で大会に参加できない台湾の生徒は、インターネットテレビ会議で参加することができました。 |
「2003アイアーン国際会議&ユースサミット
in Japan」のテーマ
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また「iEARN アイアーン国際会議&ユースサミットinJapan」の五日間の模様は、兵庫県教育情報ネットワークをつかって世界各地へライブ配信されました。iEARN国際会議でのこの出会いが、国際教育に取り組む教師の輪を広げる第一歩となり、日本発のグローバルプロジェクト誕生のきっかけとなりました。
2004年、産官学民のコラボレーションにより、ネットワーク上に創造されるバーチャルスクール「ひょうごe-スクール」が設立されました。ひょうごの未来を支える子どもたちのため、兵庫県とマイクロソフト株式会社との連携事業として、県内の小中高等学校の教職員を対象に情報化研修会などが実施されました。この研修の受講者が、「学びのイノベーション事業」としてスタートさせたのが、アイアーンプロジェクト「防災世界子ども会議
NDYS」です。
2007年-2010年には、ひょうごe-スクールコンソーシアムの中に、「ひょうご国際教育研究部会」が設置され、インターネットテレビ会議をはじめとするをICTを活用した国際交流・国際協働学習を実施する上でのハード面、ソフト面のサポートを得て、当プロジェクトの開発研究を行ってきました。
2011年以降、「国際協働学習」という新しい未来の教育の形を日本の教育現場で実践・普及していこうとする目標のもと、ジェイアーンは活動を続けています。
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