近年、気候変動による自然災害が激甚化する中、地球規模での防災意識の醸成を図ることは、今までになく重要になっています。
「防災世界子ども会議」は、世界のユース(若者)が、国際協働学習を通して、災害が引き起こすさまざまな課題を学び合い、課題解決に取り組むことにより、災害に強いまちづくりを担う、未来の市民を育成することを目的に活動してきました。
この度、阪神・淡路大震災から30年を迎え、防災世界子ども会議設立20周年を記念した「2025 in KOBE」を、神戸市立葺合高等学校を会場として、マレーシア・ジョージア・オマーン・インド・台湾などの学校とオンライン連携し、2025年3月22日に開催しました。
2024年7月13日、そのキックオフとして、「2024 in KOBE」を開催。10月13日には、国際防災デーに寄せて: 世界のユースがつなぐ 「防災の未来」と題して、私たちの国際防災教育の取り組みを国際社会と共有しました。
2025年3月22日、1年間に及ぶ世界のユースの研究成果の発表・ディスカッションの場として「2025 in KOBE」を開催。特別企画「阪神・淡路大震災から30年、高校生からの提言、ユースがつなぐ『防災の未来』」をタイトルとして、神戸市立葺合高等学校の生徒が主体となり、国内外に向けて英語による発表・ディスカッションを行いました。
大震災から学んだことをもとに、防災活動の進化を健康・人権・教育の3分野に絞って分析し、地域防災を高校生が主体となって運営する活動を「LPD:防災プロジェクト」と名付けて提案しました。 大震災の教訓を世界と共有し、持続可能な「安心・安全な暮らし」を築く上で重要な役割を果たしています。
詳しくは、開催報告をご覧ください。
◇阪神・淡路大震災から30年。高校生からの提言
ユースがつなぐ「防災の未来」
公式ウェブページ: https://ndys.jearn.jp/2025/index.html




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