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【開催報告】(ハイブリッド開催)防災世界子ども会議 2025 in KOBE (2025年3月22日) 
防災世界子ども会議(NDYS: Natural Disaster Youth Summit)は、デジタルを活用し、世界とともに学ぶ、「国際協働学習」をいち早くとりいれ、国内外のユースによる防災・復興に関する実践や経験の共有を推進し、持続可能な社会の創り手を育成することを目的とする国際防災教育ネットワークとして堅実に成長してきました。

阪神・淡路大震災から30年、防災世界子ども会議設立20周年を記念した「防災世界子ども会議 2025 in KOBE」を、神戸市立葺合高等学校を会場として、マレーシア・ジョージア・オマーン・インド・台湾などの学校とオンラインで、3月22日(土)に開催しました。
「阪神・淡路大震災から30年。高校生からの提言、ユースがつなぐ『防災の未来』」をタイトルとして、神戸市の高校生が国内外に向けての英語による発表をしました。阪神・淡路大震災の教訓から学んだことをもとに、防災活動の進化を健康・人権・教育の3分野に絞って分析し、地域防災を高校生が主体となって運営する活動を「LPD:防災プロジェクト」と名付けて提案しました。さらに、「各国でおこなわれている自助、共助の対策」や「国際防災の観点からユースが国を超えてできること」について意見交換をしました。マレーシアやオマーンの高校生から、オンラインで防災教育について意見交換の機会を持つことで、自国の防災活動を改善できる等、国際防災活動の推進につながる提案がありました。

世界から5の国・地域のユースからは、「
気候変動に立ち向かう 持続可能な社会の創り手となる」をテーマに力強い発表が続きました。洪水、山火事、火山噴火、サイクロンなど、気候変動による自然災害は多様化し、これまでに経験したこともない災害に直面しており、持続可能な社会の創り手になるための海外の地域防災の取り組みは、想像以上に進化していました。「2025 in KOBE」は、参加した世界中の一人ひとりが、自分の防災意識も国際防災への意識も高まり、実りのある会議となりました。

プログラム
 第1部 設立20周年を祝って
14:00-14:25
設立20年を迎え、「ユースがつなぐ 『防災の未来』」を目指して、新たな一歩を進んでいきます
   
ご挨拶:岡本 和子(NDYS創設者  2025inKOBE実行委員長 )  ご挨拶:加藤 言人(明治大学政治経済学部 専任講師 NDYS-OB) 
 
ご挨拶:森田 哲司(神戸市立葺合高等学校 校長) 祝ビデオメッセージ:中野 元太
京都大学防災研究所巨大災害研究センター 准教授
NDYS-OB)
   
 祝ビデオメッセージの紹介:納谷 淑恵
iEARNファシリテータ JEARN理事) 
NDYS 20th Anniversary Message
from iEARN-NDYS OBOGs Worldwide


第2部 活動発表 & ディスカッション

14:30-16:50
1. 阪神・淡路大震災の経験・教訓を国内外の「次世代」へつなげよう!
阪神・淡路大震災から30年。 高校生からの提言
神戸市立葺合高等学校 国際科2年 グローバル・スタディーズの防災チーム       
今年、阪神・淡路大震災から30年を迎えました。国際的な防災教育発展の礎となった阪神・淡路大震災で起こった出来事を忘れずに、そこから学んだ教訓を生かし、日本の災害時の状況を改善し、南海トラフ大地震に備えなければなりません。
神戸市立葺合高等学校 国際科2年、グローバル・スタディーズの防災チーム6名は、
その問題を健康、人権、教育の3分野に絞って分析し、私たちの提言として「LPD: 防災プロジェクト」を提案しました。
 
   
  生徒のパワーポイント発表:
  ①健康(トイレ問題)
  ②健康(避難所の食生活)
  ③人権(避難所での外国人・高齢者・障害のある人への理解と
    サポート)
  ④教育(黄金の72時間における自助共助力)
  ⑤教育(災害関連死を減らすために)
  ⑥教育(防災教育の変遷と課題)
私たちの提言:
私たちの提案する「LPD: 防災プロジェクト」は、高校生や地域住民が過去の災害を学だけでなく、将来の災害に備えるスキルを身に付けることを目的としています。
このプロジェクトは3つの段階 「Learn: 学ぶ」「Practice: 備える」、「Demonstrate: 実践する」で進められます。


                          詳しくはこちらから >

 
                            
 
 
◇ 特別講演: スマトラ地震・インド洋津波から20
阪神・淡路大震災からの学びを生かした活動報告

インドネシア・アチェの「Build Back Better (より良い復興)

講演者:
ウイザー・プトゥリ・メララトゥナ
「防災世界子ども会議2005inひょうご」国際会議で、バンダ・アチェの高校生としてインド洋津波の報告。
マリクサレ大学、NDYSファシリテーター

   
   
世界のユースとディスカッション 
テーマ 1)各国で行われている自助・共助の対策
      2)国際防災の観点からユース(若者)が国を超えてできること
 神戸市立葺合高等学校 国際科2年 グローバル・スタディーズの防災チーム     



  
   


1)各国でおこなわれている自助、共助の対策

小学生が防災イベントでポスター発表をして、地域の住民に呼びかけている。(台湾)
・防災教育をカリキュラムに入れて、必須にしたらいい。(オマーン)
・阪神・淡路大震災の日に生まれた子どものエピソードを、神戸市の絵画教室の生徒たちが絵本にして発行することで、多くの人が災害にについて学んだり、考えるきっかけになっているとのこと。(
神戸)


2)国際防災の観点からユースが国を超えてできること


・日本の提案・ハッシュタグを通した情報共有 例YouthInAction
他の国のハッシュタグ案 #DisasterFree

・他の国からの提案:オンラインで防災教育の機会をもつ(マレーシア・オマーン)いち早く、災害対策先進国の取り組みを学んだり、意見交換をしたりすることで、自国の防災活動を改善できるなど。
 
 
 2.震災30年  記念ミニ・大正琴コンサート
 
 

  
   
「こころのケア」としての音楽発表
    司会:日本 (はづっ子カウボーイ 四日市市 三重県)






 

 
 3. 世界5の国・地域からの活動発表
 テーマ: 気候変動に立ち向かう 持続可能な社会の創り手となる

1. 洪水に対する革新的な解決策「The Vortex Hydro プロジェクト」

マレーシア (SMK、スルタン アブ バカール、クアンタン、パハン州)

 

マレーシアでは、洪水が毎年起こっている。洪水による水を、飲料に適した水にしたうえ、発電までおこなうThe Vortex Hydro+について説明する。 

 

2. 台湾の小学校における防災教育

台湾 (双溪小学校、朴子、嘉義市)

 

学校での防災訓練の様子など、台湾の小学校で行われている防災教育について具体的に紹介する。

   

3. ジョージアでの共同プロジェクト - NDYS での 15 年間   
ジョージア (iEARN Georgia、トビリシ)


ジョージアでは、洪水や火山噴火など様々な災害があることを紹介
被害を少なくする方法についても述べる。  

 
   
 

4. サイクロン ゴヌの影響

オマーン (My School、高校、マスカット)

 

オマーンでは、気候変動の影響により、サイクローンの巨大化が起こっており被害も甚大となっている。気候変動に対する、アクションが必要。

   

5. インドの自然災害

インド (セント マークス高等中学校、ミーラ バグ、ニューデリー)

 

教育による防災、学校で行っている防災教育の紹介および地域社会に対する防災活動も報告

   

  

総評
NDYSは、世界のユースがさまざまな活動や学びを発信できる、「防災の場」をつくっていることがすばらしいと思いました。みなさんの発表には、それぞれの国・地域で生かせそうな解決策がたくさんありました。
   
 
NDYS 2025 宣言発表

各チームからのアイデアを読み上げました。  

   
 
しあわせ運べるように」  阪神・淡路大震災がきっかけで生まれ、復興を願って歌い継がれてきた「しあわせ運べるように」をみなさんと歌い継ぎました。
   
閉会 
16:50
 
 閉会宣言: 藤井 英映(2025inKOBE副実行委員長 FACIL副理事長)

*閉会後の集合写真(会場+オンライン)




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