2007年5月
東海地震や巨大地震の切迫性が叫ばれている愛知県において、完成した「災害安全マップ」の成果発表会、「防災世界子ども会議2007inあいち」国際会議を開催。
海外から、8カ国・地域(アメリカ、イラン、インドネシア、スロバキア、台湾、トルコ、ネパール、ロシア)67名が参加しました。全体では、9カ国から350名が参加。また開会式から全体会まで、台湾、トルコ、イランそして、来年度の開催地であるトリニダード・トバゴとをつなぎテレビ会議を実施しました。「減災社会づくりに
私たちができること」への取り組みが、9カ国・地域のすべての参加校から発表され、国際的な視野で防災意識を共有しながら、命の大切さを考える機会となりました。
また国内外の子どもたちによる会場からのフォーラムへの書き込み・添付写真に反応して、世界各地から多くのレスが寄せられました。
言葉の壁などいくつもの困難な課題がありますが、テレビ会議、フォーラム、言語グリッドなどの異文化コラボレーションのツールを活用することで、リアル感・親密感が増し、意義深い学びとなりました。参加者はICTのスキルを持つことにより、ICTがコミュニケーションをとる大きな役割を果たしていることを実感しました。
最終日、参加者の様々な意見を元に、このプロジェクトを通じて学んだこと、感じたこと、これからの展望を書いて、まとめ、“Be
prepared,
share
the
awareness
and
knowledge,
and
most
importantly
support
each
other!”としたNDYS2007宣言を採択しました。
「防災世界子ども会議S2007inあいち」の特集へ
独立行政法人日本万国博覧会記念機構助成事業
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